文部科学省は８日、無戸籍の学齢児童生徒の就学状況に関する調査結果とそれを受けて各教育委員会教育長等に出した通知を公表した。
それによると、平成２７年３月１０日現在で法務省が把握した無戸籍の学齢児童生徒１４２名（小学生相当年齢１１６名、中学生相当年齢２６名）の就学状況について、未就学期間のがあった児童生徒は６名おり、未就学期間があったことによる学習上の課題がある児童生徒は３名いるという。
また、各教育委員会教育長等への通知で無戸籍の学齢児童生徒に対するきめ細かな支援として、無戸籍者の就籍手続等の支援や、無戸籍の学齢児童生徒が抱える教育上・生活上の課題に適切に対応するよう求めている。
■無戸籍の学齢児童・生徒の就学の徹底及びきめ細かな支援の充実について（通知）
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/shugaku/detail/1359753.htm
