文部科学省は１１日、外国人留学生の在籍管理の徹底に関する新たな対応方針等を取りまとめ、公表した。
それによると、現状の課題となる「所在不明者や所在不明を理由とした除籍者が多く発生し不法滞在、不法就労等につながっている実態」「学部研究生や専門学校を実質的に進学のための予備教育課程として運用し、日本語能力が十分でない留学生を受入れている実態」「専ら日本語教育を行う留学生別科について、教育の質確保や留学生の適正な受入れのための仕組みがない」という懸念に対してそれぞれ、文部科学省や出入国在留管理庁としての対応策をまとめたという。
また、留学生の在籍管理の徹底について、政府・大学等が一体となって対策を講じることが必要、としている。
■外国人留学生の在籍管理の徹底に関する新たな対応方針等について
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/1417927.htm
