大学受験に偏重した高校教育に限界


教育問題大学受験に偏重した高校教育に限界

2012年10月31日08時34分

埼玉県内の有数の進学校、県立浦和高校(さいたま市)では、イギリスの私立の名門校のパブリックスクールと交換留学協定を結んでいる。過去6人の生徒が渡英し、全員がケンブリッジ大学などのイギリスの有力大学に進んだ。ただ、この国際化にも現状の大学入試制度が障害となっている。日本の高校の授業は日本の大学にしか通用しない入試対策が中心だ。生徒同士の議論などが少なく、海外の高校生には物足りなさも感じており、イギリスからの生徒の来日は2008年度が最後となっており、受け入れ態勢に課題が残る。

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