iPS細胞から血小板の大量作成方法を開発、京都大学iPS細胞研究所


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大学 iPS細胞から血小板の大量作成方法を開発、京都大学iPS細胞研究所

12月12日08時07分

京都大学iPS細胞研究所(京都市左京区)の江藤浩之教授らの研究グループは、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から大量の血小板を作成する方法を開発した。米国血液学会で11日午後(日本時間12日午前)に発表する。

血小板は血液を固めて止血する機能があるが、冷凍保存できず寿命が短いため、献血で集めても採取から5日目に廃棄されていて慢性的に不足している。

今回の方法は、血小板を作る巨核球(きょかくきゅう)という細胞を作る過程で、細胞を増やす遺伝子と細胞の老化を防ぐ遺伝子を追加することにより、巨核球を大量に作り出すことに成功した。この大量に作られた巨核球から作成された血小板でも、マウスの実験で正常に機能することを確認した。

現在は巨核球1つで約2000個の血小板となるが輸血には数千億個の血小板が必要とされており、今後は巨核球1つあたりの血小板の数の増やし、3~4年後の臨床試験をめざすという。

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