明治大学は12月5日（月）、東日本大震災の被災地支援の一環として、岩手県大船渡市に高さ約8メートルの巨大クリスマスツリーを設置した。「子供たちにツリーを見せたい」という被災者の方々の切なる願いに応えるもの。
明治大学では、各企業や関係機関と連携して被災地の抱える様々な課題を解決することを目的とした「つむぎプロジェクト」を行っている。その活動で大船渡市内の仮設住宅を訪問したところ、被災者の方から「仮設住宅の中は狭くクリスマスツリーが飾れない…」との声が聞かれたため。
その声を受け、3年前から本学駿河台キャンパス内に飾っているクリスマスツリーを本年度は中止し、代わりに被災地復興の"灯火"として、大船渡市にツリーを設置する事を決定した。クリスマスツリーは,例年と同様、明治大学が連携協定を結んでいる群馬県嬬恋村から高さ8メートルのモミの木を送ってもらい、ツリーとして使用する。
