岡山大医学部が14年から地域枠を推薦入試へ


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大学 岡山大医学部が14年から地域枠を推薦入試へ

配信元:私塾界 06月28日08時24分

中国新聞(6月21日付)は、岡山大が地域医療に携わる医師を育成する医学部医学科の「地域枠」について、一般入試で実施していた入学者選抜を2014年春から推薦入試に変更すると報じた。

センター試験と面接のみで合否を判定する。地域枠は3年連続で定員割れとなっており岡山大は志願者数の拡大を狙う。
岡山大の地域枠は、医師不足が深刻な中山間地域の医療人材を育成するため、岡山県が09年に創設した。県出身の入学者を対象に月額20万円の奨学金を6年間支給。卒業後9年間、県指定の医療機関に勤務すれば、奨学金の返還を免除する。

岡山大は14年から新たに医学部医学科の推薦入試を実施。定員7人すべてを地域枠とする。一方、一般入試での地域枠の募集は打ち切る。13年6月に募集要項をまとめる。

岡山大によると、地域枠を開始した09年は定員5人の入学者を確保した。ただ定員を7人とした10年の入学者は6人に低迷。さらに11年は5人、12年は4人に減少した。岡山大と県の周知不足や、勤務地が中山間地域に限定されることへの受験生の不安などから、志願者数が減る傾向にあった。

私塾界

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