私立大の46%が定員割れ、大学選びにも影響


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大学 私立大の46%が定員割れ、大学選びにも影響

配信元:私塾界 10月17日08時19分

今年5月、東京女学館大学(東京都町田市)は慢性的な学生不足で経営状況が悪化し、約25億円もの累積赤字を抱えた結果、来春の新入生募集を停止、2016年3月をもって閉校すると発表した。

東京女学館大学だけでなく実は私立大学の多くが、同様の問題を抱えているのだ。
少子化の進行で18才人口は激減している一方で規制緩和の影響もあり、1992年度に523校だった4年制大学は、2011年度に780校まで増加した。

「大学全入時代」といわれるなか、大学経営は厳しさを増す一方で、2008年のリーマン・ショック時は駒澤大学、慶應義塾大学など有名校でも巨額の財務赤字が発覚した。さらに2010年度には、LEC東京リーガルマインド大、愛知新城大谷大など5つの大学が相次いで学生募集を停止し、「異常事態」といわれた。

また、覚せい剤事件で逮捕された女優・酒井法子(41才)が入学したことで話題を集めた創造学園大学(群馬県、学校法人堀越学園)でも経営悪化が表面化し、群馬の本校は今春入学者がおらず、ゼロという事態に。10月3日には文科省による聴聞が開かれ、解散命令を出す方針が固められたばかりだ。

私塾界

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