富山大学（富山県富山市）は１０日、水素同位体科学研究センターの研究者のパソコンが標的型メールによりウイルス感染している報道は事実であると確認している、と発表した。
発表によると、水素同位体科学研究センターの研究者のパソコンが標的型メールによりウイルス感染し、その後大量の通信が発生していたことについては、大学の内部調査及び外部民間機関への委託調査により事実であると確認したという。
また、当該パソコンの研究データに関しては、既に学会発表等されている公知なもの及び公開を前提としたものだったという。
富山大学では今後、このような事態が生じないよう更なる情報セキュリティの強化を徹底していくという。
■「富山大学水素同位体科学研究センター」における標的型サイバー攻撃に関する報道について
https://www.u-toyama.ac.jp/news/2016/1010.html
