東海大学（東京都渋谷区）は２４日、熊本地震により被災した阿蘇キャンパスについて、震災前と同様の全面的な阿蘇キャンパスの再建は不可能であるという結論達した、と発表した。
発表によると、学外の専門家を含む地盤調査委員会で調査および検討を行った結果、阿蘇キャンパス各所に断層が走っていることが確認されたため少なくとも断層の上には新規建物の建設ができない状況だという。
現在２０１８年３月まで暫定的に熊本キャンパスで行っている農学部及び農学研究科の授業運営については引き続き熊本キャンパスを拠点として講義・授業を実施し、阿蘇キャンパスの安全性を確保した上で使用可能な部分を再整備した後、フィールドでの実習を中心とした専門授業を実施する方針だという。
■2018年度以降の本学阿蘇キャンパスの運営について
http://www.u-tokai.ac.jp/ex/kumamoto_earthquake/detail/2018.html
