文部科学省は13日、平成30年度に新たに創設をした国際共同利用・共同研究拠点について、6拠点の認定を行ったと発表した。
国際共同利用・共同研究拠点制度は、大学に附置される研究施設のうち国際的な研究活動の中核としての機能を備え、学術研究の発展に特に資するものは「国際共同利用・共同研究拠点」として文部科学大臣の認定をするという。
平成30年度の認定では、公募に申請のあった20大学から41件について文部科学省の作業部会で審査が行われ、4大学6拠点が選定されたという。
認定された拠点は以下の通り。
■東北大学
・金属材料研究所(材料科学国際共同利用・共同研究拠点)
■東京大学
・宇宙線研究所(宇宙線国際研究拠点)
・医科学研究所(基礎応用医科学の推進と先端医療の実現を目指した医科学国際共同研究拠点)
■京都大学
・化学研究所(化学関連分野の深化・連携を基軸とする先端・学際グローバル研究拠点)
・数理解析研究所(数学・数理科学の国際共同研究拠点)
■大阪大学
・核物理研究センター(国際サブアトミック科学研究拠点)
■国立大学における国際共同利用・共同研究拠点の認定について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/11/1411033.htm