順天堂大学(東京都文京区)は24日、国際協力機構(JICA)と保健医療分野の連携協定を締結したと発表した。
発表によると、順天堂大学とJICAはこれまで、タイにおける高齢化対策や非感染性疾患対策に関するJICA海外協力隊派遣やタイ、ボリビアにおける保健セクターの事業で協力してきており、途上国における保健医療分野の支援を強化するため、より包括的な連携を目指すもだという。
今後、ミャンマーにおいて地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)の枠組みを活用し、薬剤耐性菌に関する国際共同研究を推進する予定のほか、順天堂大学で医学や看護等の保健医療分野での留学生の受け入れを通じ、長期的な視点に立った途上国の人材育成を強化させていく予定だという。
■順天堂大学とJICAが連携協定を締結
https://www.juntendo.ac.jp/news/20201124-02.html