浜松医科大学(静岡県浜松市)は1日、抗原検査の新検査法を用いて、新型コロナウイルスの偽陽性、偽陰性患者を検出する検証実験を実施すると発表した。
発表によると、この実証実験は浜松市の協力、株式会社日立社会情報サービス、株式会社タウンズ、NanoSuit株式会社の協賛のもとで今冬に行われるという。
それによると実証実験では、浜松医科大学光尖端医学教育研究センターナノスーツ開発研究部と医学部附属病院検査部が協力して、新型コロナウイルスとインフルエンザウイルス感染疑い患者に対して抗原検査とPCR検査を同時に行い、差がでた症例に関して、世界最高感度で抗原検査であるナノスーツ法-卓上電子顕微鏡を用いて再検証を行い、感染性のある症例の抽出を検討するという。
■新型コロナウイルスの偽陽性、偽陰性患者を検出する検証実験を実施します
https://www.hama-med.ac.jp/topics/2020/26616.html