関西学院大学と日本IBM、「AI活用人材育成プログラム バーチャルラーニング版」を企業、自治体、大学向けに提供開始


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大学 関西学院大学と日本IBM、「AI活用人材育成プログラム バーチャルラーニング版」を企業、自治体、大学向けに提供開始

配信元:私塾界 05月10日07時51分

関西学院大学(兵庫・西宮市、村田 治 学長)は、日本アイ・ビー・エム株式会社(東京・中央区、山口 明夫 代表取締役社長、)と共同で開発した「AI活用人材育成プログラム バーチャルラーニング版(VL版)」 (https://www.kwansei.ac.jp/kgai/) を、2021年7月より企業や自治体、大学に対し、有償による提供を開始する。

VL版は、初学者でもAI活用の実践的な知識・スキルを体系的に修得できるように設計された「AI活用入門」、「AI活用アプリケーションデザイン入門」、「AI活用データサイエンス入門」の3科目(1科目20時間程度)で構成され、すべてオンライン(オンデマンド)で開講されるほか、IBM Watson Assistant (https://www.ibm.com/jp-ja/cloud/watson-assistant) を搭載したチャットボットで、学習者の質問に回答する仕組みを構築しているため、提携する企業や自治体に所属する社会人は、時間や場所の制限なく、いつでもどこでも何度でも受講が可能となる。このプログラムを関西学院大学が企業や自治体、大学向けに提供を開始することで、2024年度に受講者を年間5万人へと拡大し、デジタル変革の推進を担うAI人材の創出に貢献する。

 今回発表したVL版は、「AI活用入門」、「AI活用アプリケーションデザイン入門」、「AI活用データサイエンス入門」の3科目で構成され、学内開講プログラムと同内容。受講時間は、1科目あたり20時間程度で構成され、単元ごとに設定されているオンラインテスト(ランダム出題)すべてを一定の正解率でクリアすれば合格し、修了証とオープンバッジが発行される。価格は1科目につき20000円/年(税込22000円)、同じ科目の2年目以降の再受講は6000円/年(税込み6600円)で履修可能となり、継続的な学習による知識の定着を目指す。2021年度は年間5000人の社会人の受講利用を見込んでおり、2021年7月より大同生命保険株式会社が本社職員1500人の受講を予定している。

私塾界

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