京都大学(京都府京都市)は11日、鹿島建設株式会社と月や火星に住むための人工重力施設の共同研究を開始すると発表した。
発表によると、京都大学総合生存学館SIC有人宇宙学研究センターと鹿島建設株式会社は「1Gは人類のアイデンティティ」との認識のもとで、人工重力居住施設や人工重力交通システムなど3つの構想の実現に向けた研究に着手することで合意したという。
今後、具体的な人工重力施設が装置としてどのようにあるべきか、生態系をどこまで再現するべきか、人文的、法的、制度的にどのようなものが必要であるかを検討していく予定、としている。
■京都大学と鹿島建設株式会社は、月や火星に住むための人工重力施設の共同研究を開始します
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news/2022-07-11