デジタル情報、磁気で伝達


大学デジタル情報、磁気で伝達

2013年06月07日08時31分

慶応義塾大学の関口康爾専任講師と能崎幸雄准教授らは半導体の内部でデジタル情報を電流を使わずに磁気で伝達する技術を開発した。2進法の「1」と「0」を電子の磁気の有無で表す。消費電力を100分の1以下にできるほか、信号が電子よりも3倍速く伝わることも確かめた。高速計算ができる省エネの大規模集積回路(LSI)の実現を目指す。 成果は応用物理学会の英文論文誌に掲載した。

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