国際的な高等教育情報機関であるイギリスのQS(Quacquarelli Symonds)は、2008年版「世界大学ランキング」を発表した。
1位は2007年に引き続きハーバード大学(アメリカ)。イェール大学(アメリカ)が2位。
前年イェール大学と共に2位に並んでいたケンブリッジ大学(イギリス)は3位、オックスフォード大学(イギリス)は4位だった。
2008年度のランキングトップ10は2007年に引き続きイギリス・アメリカの大学が占めるという結果になった。
日本の東京大学は前年の17位から19位にランクダウンした。
世界的に技術系卒業生に対する需要が高まっていることを反映し、技術系大学がランクを上げているのが目立つ。
トップ10圏内のその他の動きとしては、前年6位のプリンストン大学(アメリカ)がトップ10圏外の12位に後退。コロンビア大学(アメリカ)が前年の11位から10位にランクアップし、トップ10入りを果たした。
100位以内にランクした大学が多かったのは、アメリカの37校、次いでイギリスの17校、オーストラリアの7校。
トップ100位内でアジア圏の大学は2007年度と同じ13校。日本は東京大学19位の他、京都大学は前年と同じ25位。大阪大学が前年の46位から44位にランクアップ。また、東京工業大学は前年の90位から今年度60位と大幅にランクアップし、4校がランクインした。