「授業中に居眠り」45%で4カ国トップ:高校生


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高校 「授業中に居眠り」45%で4カ国トップ:高校生

04月08日18時41分

 財団法人日本青少年研究所(東京)が調査を行い、授業中に居眠りする日本の高校生の割合は45%で、日米中韓の4カ国で最多だったことが8日、分かった。授業中に積極的に発言する生徒は最も少なく、宿題をしない生徒も2割を超えて勉強への消極的な姿勢が目立った。
 昨年6~11月に調査し、4カ国の高校生6173人が回答した。

 調査によると、授業中に居眠りするかとの問いに「いつも」「時々」と答えた生徒を合わせると、日本が45・1%で最も多く、韓国32・3%、米国20・8%、中国4・7%だった。授業中に「きちんとノートをとる」という生徒は日本が93・1%で最多だったが、「積極的に発言する」のは14・3%で最低。授業内容が分からない場合に「そのままにしておく」と答えた割合は25・6%で最も高かった。宿題をしないのは22・6%で、韓国の30・3%の次だったが、米国の3・5%や1・1%の中国を大きく上回った。
 他にも、「学校外での見学・体験を重視する授業」については、中国が91・4%、米国は88・6%、韓国は77・7%が好きと回答。日本は64・6%で最低だった。「生徒によく発言させる授業」を好きと答えたのは、中国91・6%、米国73・4%、韓国52・4%に対し日本は33・4%しかなかった。

●財団法人日本青少年研究所
http://www1.odn.ne.jp/youth-study/

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