3年後「西大和学園」大阪進出へ


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高校 3年後「西大和学園」大阪進出へ

配信元:私塾界 07月02日08時47分

産経新聞(6月18日付)によると、近畿有数の進学校、西大和学園中学校・高校(奈良県河合町)を運営する学校法人「西大和学園」が、大阪府島本町に中高一貫校の新設を検討していることが18日、分かったと報じた。名称などは未定とされるが、京都大学などの難関大を想定した進学校を目指す構想で、平成27年4月の開学を目指して準備を進めている。

島本町関係者によると、建設が検討されているのは、同町桜井のJR島本駅西側にある約1.8ヘクタールの農地。新設計画のきっかけになったのは、平成20年にJR島本駅が新たに設置されたこと。駅周辺の地権者約60人が、地区のあり方や農地の有効活用などについて検討する「まちづくり協議会」(事務局・島本町)を発足し、検討を続けているなかで、学園側から町に「建設候補地にしている」と打診があったという。

関係者によると、学園側は当初、看護学部と教育学部の4年制大学の開校を目指していたが、大学建設に十分な用地確保のめどが立たないとして、中高一貫校の新設計画を進めることになった。

西大和学園では現在、まちづくり協議会を通じて、予定地の地権者との交渉が進められており、合意ができ次第、地元で中高一貫校の設立に向けた準備会が発足する見通し。ただ、地権者の一部には農業を続けることを希望している人もおり、交渉は慎重に進められている。

西大和学園は昭和61年に高校を開校。63年からは中学校を新設した。平成14年には、文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールに指定された。
進出計画について西大和学園は「検討中の段階なのでコメントできない」としている。

私塾界

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