大阪府警南署は１５日までに、乾燥大麻を所持していたとして、京都市東山区、京都大学法学部２年、谷口将隆容疑者（２０）を大麻取締法違反の現行犯で逮捕したと発表。谷口容疑者は大阪・ミナミのクラブで知人にもらった、と容疑を認めているという。大阪府警南署は大麻の詳しい入手経路や使用実態などについて追及している。
調べによると、谷口容疑者は大阪市中央区のアメリカ村にあるクラブで同じ京大生という友人らと酒を飲んでいたが、４日未明に客の女性と口論になった。谷口容疑者がこの女性の頭を手ではたいたため、女性らが警察官の仲裁を要請、午前４時４０分ごろ、一緒に大阪市中央区西心斎橋２の交番を訪れた。谷口容疑者の様子を不審に思った大阪府警南署員が、所持品を出すよう求めたところ、ズボンのポケットに入っていた乾燥大麻を差し出したという。同じポケットから、大麻吸引用の木製パイプも見つかった。
