リソー教育、「講師力」を武器に好調


  1. 教育情報サイトeduon!ホーム
  2. 教育ニュース
  3. 学習塾・予備校・企業
  4. リソー教育、「講師力」を武器に好調

学習塾・予備校・企業 リソー教育、「講師力」を武器に好調

配信元:私塾界 10月25日08時33分

株式会社リソー教育(東京都豊島区、岩佐実次代表)は、新事業の幼児向け託児教室「伸芽’sクラブ」が順調に成長している。この新事業の好調さも相まって、創業30周年を迎える2015年2月期には、経常利益を今期見込み比5割増の50億円にする予定であることを、日経ヴェリタスが報じている。

同記事によると、「伸芽’sクラブ」は1歳から小学校低学年を対象に受験指導をする。朝8時から夜9時まで長時間預かるのが特長。都市部の共働き家庭の需要をとらえており、すぐに定員に達する。現在は5教室だが、2倍の10教室にする予定とのこと。

主力の個別指導塾の「TOMAS」は首都圏で毎年2教室ほど増やし、2年後には70教室になる予定。また、9月から医学部生専門の「メディックTOMAS」も始め、受講生の裾野を広げている。

新事業はいずれも好採算で、例えば「伸芽’sクラブ」の料金は年間約200万円と高価格。中学校、高校の校舎内に塾を開く「スクールトーマス」も学校の教室を使い賃料などの固定費を押さえることによって、全体の利益率を上げているという。

創業来、増収は28期連続。増配は4期連続となる。PER(株価収益率)は14倍台と、東証1部全体とあまり変わらず、成長性を考えれば、PERがもっと高くてもいいとの見解から、外国人投資家を増やしたい意向を示している。11月には欧州の投資家を回る予定とのことだ。

私塾界

掲示板 このニュースについて掲示板のトピックを立てる