クラーク記念国際高等学校と河合塾が連携、新しい進路選択をテーマにした共同プログラムを開始


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学習塾・予備校・企業 クラーク記念国際高等学校と河合塾が連携、新しい進路選択をテーマにした共同プログラムを開始

配信元:私塾界 01月11日08時03分

広域通信制高校のクラーク記念国際高等学校(北海道・深川市、吉田洋一 校長)と、学校法人河合塾(愛知・名古屋市、河合英樹 理事長)は、従来の進路指導にとらわれない進路選択・進路指導を実施する目的で共同プログラムを開始する。

このプログラムは、2021年度より開講している「スマートスタディコース」を設置している6拠点(旭川キャンパス、さいたまキャンパス、東京キャンパス、千葉キャンパス、名古屋キャンパス、福岡キャンパス)で実施。河合塾が開発した「ミライの選択」を活用し、多様化する進路選択において自己の価値観を探究し、決定する基準を数値化、コーチングと連動することによって進路決定力の向上を目指す。期間は2023年2月7日まで。

■共同授業について
 同校は「“好き”を“得意”に」発展させ、個性を際立たせ成長を目指す教育を開校当初より行っている。様々な分野において多くのプロフェッショナルや企業と連携し、社会性の高い実践的な授業展開を図ってきた。今回のプログラムを実施する「スマートスタディコース」は、「オンライン」と「通学」を組み合わせ、一人ひとりに合った学び方を提供するクラーク記念国際高等学校の新しいコース。自ら問題を発見し解決する能力を養うための学び「PBL=Project Based Learning」をコースの柱として、さまざまな企業と連携した授業を展開している。今回の共同プロジェクトは、この「PBL」の探究学習プログラムの一つとして実施する。

 河合塾が展開する「ミライの選択」を教材に、「スマートスタディコース」に在籍する高校2年生の生徒を対象に実施。「ミライの選択」は、自身の価値観や判断基準を数値化しながら、物事の決断までのプロセスを可視化する全6章で構成されたプログラム。同校では、キャリア教育・探究学習の一環としたオンライン授業にて展開する。生徒と面談を行い、学習プランニンングや目標設定を行う「コーチング」と連動した授業となる。この試みは、河合塾としても初めての試みとなる。
 全14回のプログラムから、生徒の進路選択への見解や心情の変化を調査。調査結果は、プログラム終了後に公開予定。

■プログラムの目的
 スマートスタディコースの理念である「自ら学ぶ力」の育成。進路選択の意思決定を学ぶ過程で、自己の興味関心や価値観と向き合うことで「能動的に課題解決する力」、「自ら未来を切り拓く力」を身につける。

■全6章で構成される「ミライの選択」の概要
1:進路の現状を分析、進路選択と意思決定の関わりについて理解する
2:意思決定を行うための考え方を身につける
3:判断基準を見つけ、言語化する
4:学問を様々な切り口で知り、マップ制作することで新たな選択肢を増やす
5:自身の進路についての考えをまとめる
6:他者と情報・思考共有、進路についての結論をまとめる

私塾界

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