文部科学省は２８日、全国の公立学校の現時点における津波対策の状況についての調査結果を発表した。
それによるとこの調査は、東日本大震災により被災前の学校施設が全て使用できない学校を除く全国の公立学校等を対象として平成２６年５月１日現在の状況を調査したという。
調査結果によると、現時点で津波による浸水が想定される学校数は２，８６０校だという。
そのれらの学校の設置者の判断として今後の施設整備による対策予定については、従来の施設で安全性が確保されており対策の予定なしが１，２９０校、施設整備による対策を実施済みで対策の予定なしが３０６校、施設整備による対策の予定ありが１６９校、検討中が１，０６６校、その他廃校等のために対策の予定なしが２９校だったという。
■「公立学校施設における津波対策状況調査」の結果について
http://www.mext.go.jp/a_menu/shisetu/bousai/1352657.htm
