教育再生会議、家庭の役割に照準


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その他 教育再生会議、家庭の役割に照準

配信元:私塾界 10月24日08時44分

政府の教育再生実行会議(座長・鎌田薫早大総長)が「家庭の役割」などをテーマに今月中にも議論を再開する。学校の負担を減らすために、家庭や地域に役割分担を求めるという。

「家庭や地域の教育力の低下が指摘され、教育現場は教師の長時間労働に支えられている」。松野博一文部科学相は10月7日の記者会見でこう語った。実行会議は、議論のテーマに「学校・家庭・地域の役割分担」を挙げたうえで、「家庭や地域が責任を果たすことは重要だ」と位置づける。

 安倍政権はこれまでも繰り返し、教育の中の「家庭」に焦点を当ててきた。2006年の第1次政権で成立させた改正教育基本法では「保護者は、子の教育について第一義的責任を有する」と明記。07年の教育再生会議第1次報告では「早寝・早起き・朝ごはん」などを提言し、第2次政権で始まった実行会議でも「家庭や地域などにおいても、大人が率先垂範して一人の人間としての在るべき姿を示し」(13年、第1次提言)などとした。

私塾界

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