文部科学省は15日、「科学技術の状況に係る総合的意識調査(NISTEP定点調査2018)」の報告書を公表した。
それによるとこの調査は、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)が日本の科学技術やイノベーションの状況変化を把握するための継続的な意識調査として、2016年度から実施してるものだという。
調査では大学・公的研究機関グループ(約2,100名)とイノベーション俯瞰グループ(約700名)の2つの回答者グループを対象として、6つの質問パート(総質問数63問)で調査を行ったという。
調査結果については2016年度に比べて、基礎研究や研究費マネジメントに関する質問で評価を下げている回答が多く、ベンチャー企業の設立に関する質問等は評価を上げている回答があったという。
■科学技術・学術政策研究所「科学技術の状況に係る総合的意識調査(NISTEP定点調査2018)」報告書の公表について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/31/04/1415353.htm