文部科学省科学技術・学術政策研究所は１６日、「民間企業の研究活動に関する調査報告２０２０」報告書を公表した。
それによると、研究開発を行っている資本金１億円以上の企業を対象として研究開発投資の動向や研究開発者の雇用状況、他組織との連携状況など民間企業の研究開発活動に関する実態を把握する調査で毎年実施しているという。
報告書によると、新型コロナウイルス感染症の流行への２０１９年度における対応としては、「実施中の社内の研究開発活動の縮小」を実施または決定した企業の割合が９．１％、「新たな研究開発プロジェクトの立ち上げ」を実施または決定した企業の割合は９．９％だったという。
また、研究開発者の採用では、採用を行った企業の割合は前年度より減少したが、採用者数の１社当たりの平均値は新卒採用者は増加、中途採用は横ばいだったという。
■科学技術・学術政策研究所「民間企業の研究活動に関する調査報告2020」報告書の公表について
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2020/1422310_00010.htm
