文部科学省は、「数字で見る高等学校:高等学校教育部会（第2回）」配付資料を公開した。資料によると、高等学校に入学した動機について生徒に尋ねたところ、普通科の生徒の約6割は「自分の学力にあっている」と回答し、自分の個性・やりたい勉強とはあまり結び付いていないことがわかった。これは、職業学科と比べて顕著に高い。
高等学校卒業者の進路の推移は、普通科、専門学科ともに大学・短大進学率が上昇しているが、専門学科卒業生の進路では、依然として就職する者が最も多い。高校生の学校外における平日の学習時間の推移は、「ほとんどしない」「30分程度」の割合が増加し、2時間以上の割合が減少。 平均的な学習時間は約90分（1990年）から約70分（2006年）まで減少している。
