大手前大学 現代社会学部の学生が西宮交通公園(久保公園)の塗り替えを実施


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大学 大手前大学 現代社会学部の学生が西宮交通公園(久保公園)の塗り替えを実施

配信元:私塾界 11月11日08時01分

大手前大学(大阪市中央区、福井 要 理事長、鳥越 皓之 学長」)現代社会学部 山下真知子教授のゼミ(いろゼミ)の学生が、西宮交通公園(久保公園)の塗り替えを2021年11月13日(土)・14日(日)・16日(火)に実施する。

いろゼミは、環境色がヒトに及ぼす影響を研究テーマとしている山下真知子教授のもと、「いろのチカラで社会貢献!」をスローガンに活動している。これまで8年にわたり、オファーがあった西宮市にある小中学校のトイレの色彩改修を行ってきた。小中学校でのトイレペイント活動が一通り完了し、地域の子どもや高齢者にとって身近な存在である公園の色に視点を向けた結果、このプロジェクトに至った。

 西宮交通公園(久保公園)は、街並みを模した遊具スカルプチュアが特徴的。しかし、設立した昭和40年代当時のままであったため、うっすらと残る元のデザインも今の時代感からは乖離したシュールなものとなっていた。そのため、今後50年残すためには何のお店を模したデザインとすれば良いか考え、塗り替えることとなった。

■こだわったポイントについて(山下教授コメント)
①子どもに分かりやすいく、バランスのとれた色
 実際に公園を使用する子どもにも分かりやすい6色クレヨンの色(赤、黄、緑、青、オレンジ、黒)の色を意識している。公園の自然になじむよう、明度や再度を少し落とし、隣同士、向かい同士の色のバランスも見ながら考えた。

②50年後も残ってほしい建物・子どもの世界の中にある「お店」
 50年後のことは分かりませんが、50年後も残ってほしい建物であることを意識し、市役所、郵便局、交番、消防署、病院、動物病院、学校、球場、音楽ホール、図書館、酒の街・西宮を象徴する酒屋などを再現し選んだ。そのほかには、小 さな子どもになじみのある花屋、ケーキ屋、アイスクリームショップ、ピザ屋、パン屋、果物屋、文具店、スーパマーケット、 玩具屋、美容室、生活に密着したコインランドリーやガソリンスタンドなどを配置した。また、お店などの看板には文字に興味を持ち始めた幼児にも分かりやすくひらがな表記にしている。以前の作業時に、お店屋さんごっこをする親子にも出会うことができた。

③指導指示で終わらせない山下教授による学生との協働
 色づくりやデザインなどいずれの工程も指導指示するだけではなく、学生と一緒に共感・対話をしながら、協働するという点を重視し、取り組んでいる。

【大手前大学】
学長      :鳥越皓之
設立年度    :1966年
キャンパス   :さくら夙川キャンパス、大阪大手前キャンパス
学部(学科)   :総合文化学部※1(総合文化学科) 、現代社会学部 (現代社会学科) 、
       建築&芸術学部(建築&芸術学科)、健康栄養学部 (管理栄養学科)
         国際看護学部 (看護学科)
         ※1・・・2022年4月、「総合文化学部」は「国際日本学部」に学部名称変更
通信教育課程  :現代社会学部 (現代社会学科)
大学院     :比較文化研究科
学生数     :5504人(2021年5月1日現在)
大学HP     :https://www.otemae.ac.jp/
受験生サイト  :https://www.otemae.ac.jp/examinee/index.html
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