文部科学省の中央教育審議会は２１日、道徳教育についての答申をとりまとめ、公表した。
この答申は文部科学大臣から平成２６年２月に諮問を受けた「道徳に係る教育課程の改善等について」について、有識者からのヒアリングや、まとめ案に関する国民からの意見募集など、１０回にわたり専門的な検討を行ったという。
それによると、「道徳の時間」を「特別の教科 道徳」（仮称）として位置付けた上で教育課程の在り方を改善する必要がある、として、目標を明確で理解しやすいものに改善する事や内容の体系的なものへの改善、多様で効果的な道徳教育の指導方法への改善、教科書の導入などが改善方策として挙げられた。
■道徳に係る教育課程の改善等について（答申）（中教審第176号）
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/1352890.htm
