文部科学省は8日、独立行政法人日本学生支援機構奨学金事業における保証制度の在り方に関する有識者会議の中間報告まとめを公表した。
それによるとこの有識者会議は、日本学生支援機構(JASSO)奨学金の返還の保証については、「人的保証」「機関保証」による選択制で実施しているが、それぞれに課題が生じてきている現状を踏まえて保証制度の在り方に関して有識者から意見等を聴取することを目的として開かれているものだという。
2019年3月から7回行われてきた会議の中間報告まとめでは、将来的には機関保証への重点化を図ることが適当だと考えられるがは更なる慎重な検討が必要とし、保証機関の健全性確保を前提とした、学生負担軽減のための具体的な保証料の設定方法等についての具体化を進める必要がある、としている。
■独立行政法人日本学生支援機構奨学金事業における保証制度の在り方についての中間報告まとめ
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/097/1406203_00001.htm
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