埼玉県警所沢署は２３日、東京都武蔵村山市の教育相談室で女子生徒にわいせつな行為をしたとして、児童福祉法違反の疑いで、同市立元中学校校長で同市教育相談員佐藤学容疑者（６２）＝埼玉県所沢市青葉台、別の同罪で起訴＝を再逮捕した。
調べでは、佐藤容疑者は５月２９日午後５時２０分ごろ、武蔵村山市の教育相談室の職員室内で、高校２年の女子生徒（１６）が１８歳未満であると知りながら、下半身を触るなどのわいせつな行為をした疑い。「自分を信頼しているので何をしても拒まれないと思った」と話しているという。当時職員室にはほかの相談員はいなかった。
同容疑者は翌日の５月３０日にも同じ女子生徒に所沢市のマクドナルド店内でわいせつな行為をしたとして、埼玉県青少年健全育成条例違反容疑で逮捕、児童福祉法違反罪に切り替えて起訴された。
