２０１０年６月１７日午前８時過ぎ、山口県立田布施農工高校の１年生の男子生徒（１５）が同級生の女子生徒（１５）を包丁で刺し、軽傷を負わせた。男子生徒「家から持ってきた包丁で人を刺した」と自ら１１０番通報をした。被害者の女子生徒（１５）は右肩から脇腹にかけて数カ所を刺されて２週間のケガを負い、山口県警柳井警察署は傷害と銃刀法違反の疑いで男子生徒を現行犯逮捕した。
山口県警柳井警察署によると、男子生徒は「イライラしてやった。殺すつもりはなかった」と供述している。山口県立田布施農工高校によると２人の間に大きなトラブルはなかったとしている。被害者の女子生徒傷には出血はほとんどなく、保健室で応急手当てを受けた後、救急車には乗らず、病院に向かった。山口県警柳井警察署は動機や詳しい経緯を調べている。
