神奈川県立鶴見高校教諭を懲戒処分 部費などを計175万円を管理怠る


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高校 神奈川県立鶴見高校教諭を懲戒処分 部費などを計175万円を管理怠る

11月17日10時29分

 神奈川県教育委員会は2009年11月16日、生徒から集めた部費など約175万円をずさんに管理し、一部を別居の父親に預けていたとして、神奈川県立鶴見高校(横浜市鶴見区)のバスケットボール部顧問の男性教諭(31)を停職6か月の懲戒処分にしたと発表した。男性教諭は同日付で依願退職し、校長は戒告の懲戒処分、副校長ら3人は文書訓告などとした。

 神奈川県教育委員会によると、教諭はバスケットボール部顧問とラクロス部副顧問を務めていたが、部員から徴収した部費、合宿費、ユニホーム代などの部活動運営経費計約175万円を自分の所持金と区別せず、職場の机の引き出しに入れるなど適切な管理を行わなかった。
 神奈川県教育委員会の調査では、2008年度に約13万円の使途不明金があったほか、2009年度も生徒から徴収した約87万円の一部を生活費やギャンブルなどに使用した疑いもある。教諭は「通帳を作るのが面倒だった。集めたお金は手元にあると使ってしまうので父親に預けていた」などと話しており、計約100万円については、父親から返還された。

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