秀英予備校、映像授業で巻き返し FC展開も


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学習塾・予備校・企業 秀英予備校、映像授業で巻き返し FC展開も

配信元:私塾界 11月26日08時35分

静岡県に本部を置く秀英予備校が「iD予備校」で巻き返しを図るべく、2016年3月期までの中期経営計画をまとめた。

「iD予備校」とはパソコンで授業映像を視聴する仕組みで、これのフランチャイズチェーン(FC)展開し、集団授業をしている小中学生向け校舎のiD予備校への転換を進める。これにより、最終年度には売上高を13年3月期見通しに比べ、12%増の140億円まで引き上げる。また、16年3月期からiD予備校の本格的なFC展開を目指す。

高校・高卒生の映像授業の市場規模は、現在2,000億円以上ともいわれている。塾経営者などを対象にFCオーナーを募り、教室運営・生徒管理のノウハウなどを提供する。秀英予備校は映像授業の市場も中学生以下に拡大するとみている。既存校舎からの転換も進め、来春までに小中学生の集団授業をしている全国42校をiD予備校にする。

秀英予備校が7日に2012年4月~9月期の連結決算は、最終損益が21億円の赤字。前年同期は3億4,800万円の赤字でさらに拡大する形となっている。生徒数増加したが、校舎などの減損損失を計上したことが響き、売上高は2%減の54億円だった。中期経営計画で生徒数をさらに増やし、現状を改善していく考えだ。

私塾界

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