河北新報（1月7日付）は、宮城県内の私立の中学校と中等教育学校の計8校で6日、2012年度の一般入学試験が一斉に行われ、本格的な受験シーズンが始まったと報じた。
宮城学院中（仙台市青葉区）の入試には、定員160人に対し83人（前年92人）が受験。試験は国語、算数、集団面接の順に進み、児童たちは真剣な表情で取り組んだ。東日本大震災を受け、同校は、自宅が全半壊するなどの被害を受けた児童の受験料（1万2,000円）を免除。受験者の2割超に当たる18人が対象となった。
ほかに入試を実施したのは、尚絅学院、聖ドミニコ学院（青葉区）、仙台白百合学園（泉区）、東北学院（宮城野区）、聖ウルスラ学院英智（若林区）、古川学園（大崎市）の各中学校と秀光中等教育学校（多賀城市）。
合格発表は8校とも7日。校内掲示板や郵送、ホームページで通知する。7日は、県内の公立中高一貫校3校（県立仙台二華中、同古川黎明中、仙台青陵中等教育学校）で入学者選抜適性検査が一斉に行われる。
