文部科学省は10日、北極域研究加速プロジェクト(ArCS2)の審査結果を公表した。
それによるとこのプロジェクトは、北極域の環境変化の実態把握とプロセス解明、気象気候予測の高度化などの先進的な研究を推進することにより、北極の急激な環境変化が人間社会に与える影響を評価し北極における国際的なルール形成のための法政策的な対応の基礎となる科学的知見を国内外のステークホルダーに提供することを目指すものだという。
令和2年2月13日から令和2年3月13日の期間に行われた公募に申請のあった1件について、外部有識者で構成される北極域研究推進プロジェクト推進委員会で審査を行い、下記補助事業者を決定したという。
・代表機関
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所
・副代表機関
国立研究開発法人 海洋研究開発機構
・国立大学法人
北海道大学
・実施予定期間
5年
■北極域研究加速プロジェクト(ArCSⅡ)の審査結果について
https://www.mext.go.jp/a_menu/kaihatu/hokkyoku/ArCS2shinsa.html