国立研究開発法人理化学研究所(埼玉県和光市)は16日、スーパーコンピュータ「富岳」が11月のスパコンランキングにおいて、TOP500(単純計算性能)、HPCG(アプリケーション実効性能)、HPL-AI(AI性能)、Graph500(ビッグデータ処理性能)のそれぞれで、4期連続で世界1位を獲得したと発表した。
それによるとこれらのランキングは、現在米国ミズーリ州セントルイスのアメリカズ・センター及びオンラインで開催中のHPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング:高性能計算技術)に関する国際会議「SC21」において、11月15日付(日本時間11月16日)に発表されるという。
「富岳」は2021年3月9日に共用(本格稼働)を開始しており、今回の結果は「富岳」のフルスペック(432筐体、158,976ノード)によるもので、今後理研は、「富岳」の運用・高度化を担当する立場から積極的に貢献していく、としている。
■スーパーコンピュータ「富岳」TOP500、HPCG、HPL-AI、Graph500にて4期連続世界第1位を獲得
https://www.riken.jp/pr/news/2021/20211116_3/index.html