金沢大学の中村信一学長は3月18日の記者会見で、春に入学して秋から授業を始めるスケジュールを検討すると明らかにした、と日本経済新聞が報じた。
グローバル人材の育成や欧米の大学で一般的な秋入学に対応するため。卒業の時期はこれまで通り3月とする。金沢大は昨年3月、入学時期などを見直す目的で、学内に諮問機関を設置した。今年2月末にこの諮問機関が中村学長に秋始業を提言した。今後約1年かけて大学としての具体的な方針を決めるという。実際に秋始業を導入する時期について中村学長は「4~5年くらいは必要だろう」と述べた。