近畿大学(大阪府東大阪市)は19日、株式会社NTTドコモ(東京都千代田区)と屋内と屋外を往来して飛ぶことができるドローンを活用して大学内を自動巡回する実証実験に成功したと発表した。
発表によるとこの実証実験は、近畿大の東大阪キャンパス(大阪府東大阪市)で実施され、6台の魚眼レンズを搭載したドローンがあらかじめ設定したルートを飛行したという。
ドローンはレンズが捉えた情報を基に、約150cmの高さがある階段の昇降や、柱などの障害物がある場所での自動巡回に成功し、屋内と屋外での飛行の安全性を確認したという。
ドローンが撮影した映像データを遠隔で閲覧できることも確認し、今後も実証実験を通してドローンを使った自動巡回警備の本格運用を検討する方針だという。
■近畿大学 公式サイト
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