日経新聞によると、文部科学省は19日までに、福島第1原子力発電所事故などの影響で外での遊びやスポーツを控えている被災地の子供に自然の中で体を動かす機会を提供する「リフレッシュ・キャンプ」を今冬も行う方針を固めた。今夏のキャンプに参加した子供は、ストレス軽減やうつ反応の改善効果がみられ、「また参加したい」との要望も9割に達したことから実施を決めたという。
外遊遊びやスポーツは子どもの心身の健全育成のために極めて重要。しかしながら、福島県の子どもたちは、東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響により、外遊びやプールの利用を控えるなど、日常生活の中で多くのストレスを抱えている実態がある。
このような中で、福島県の児童・生徒の心身の健康やリフレッシュを図るために、一定期間、外遊び、スポーツ及び自然体験活動等ができる機会を提供する。
