毎日新聞(3月13日)は川崎市が12日、14年度に開設する市立中高一貫校「川崎高付属中学校」(川崎区中島3)の概要を発表したと報じた。
受け入れるのは市内在住の生徒で、1学年の定員は120人を予定している。13年度に行われる適性検査で作文を含むペーパーテストのほか、面接、調査書で入学を判断するという。
卒業生は無試験で同高の全日制普通科に進学できるが、生活科学科、福祉科の志望者は改めて入学試験を受ける必要がある。
高校は、16年度までは従来通り1学年160人の生徒を受け入れる。付属中出身者が入学する17年度からは40人のみ募集する。
中高一貫への移行に伴い、新たに導入されるカリキュラムでは農林漁業体験(中学1・2年)や、街作りを研究する「川崎よいまちづくりプロジェクト」(高校1・2年)など特色ある内容を導入するとしている。