千葉県警察は8日、鎌ケ谷市でパート従業員の33歳男性に集団で暴行を加え、林に遺棄し殺害したとして中高生ら3人を逮捕した。警察の調べに対し、3人は「死んでもいいと思って捨てた」と供述し、容疑を認めているという。
6月4日未明、鎌ケ谷市中沢の路上で千葉県印西市木刈のパート従業員 針江義紀さん(33)は顔などを殴られるなどして意識不明となった後、林の中に捨てられ死亡した。
容疑者は千葉県松戸市六実の無職、加藤泰弥(かとう・やすひろ)(20)、同県鎌ケ谷市の県立高校1年の男子生徒(15)、鎌ケ谷市の市立中学校3年の男子生徒(14)の3人である。被害者と加藤容疑者らは、鎌ケ谷市内のゲームセンターで知り合ったという。
主犯格とみられる県立高校1年の男子生徒は「借金を返さないので仲間と暴行した」と供述した。千葉県警察は、金銭などのトラブルがあったとして詳しく動機を調べている。