給食による集団食中毒の可能性 北海道で小学生72人欠席


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小学校 給食による集団食中毒の可能性 北海道で小学生72人欠席

06月03日12時35分

北海道滝川市の市立西小学校で2日、児童72人が下痢や嘔吐、発熱などの症状を訴え欠席した。北海道滝川保健所は、給食による集団食中毒もしくは感染性胃腸炎の可能性があるとみて原因を調べている。

北海道滝川市教育委員会の発表によると、欠席した児童のうち58人が病院で治療を受けたが重症者はおらず、入院した児童はいなかった。欠席した児童らは1日夜~2日に発症したとみられる。また、教諭3人も同様の症状を訴えていた。市立西小学校は2日の3時間目の授業後に全員を下校させ、5日まで臨時休校とした。

滝川市立病院によると、同病院で受診した児童からノロウイルスが検出された。北海道滝川保健所は5月31日か1日の給食に原因があるとみて、市立西小学校給食室の立入調査などを進めている。

また、市内の他の小学校の児童には同様の症状は出ていない。滝川市の学校給食はそれぞれの学校内で調理する方式で、市立西小学校においても給食は校内の調理室で作られていた。

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