文部科学省が、福島県内の小学校の空間放射線量をインターネットでリアルタイムに公表するため、測定器の設置工事が3日から始まった。
文部科学省によると、設置工事が行われるのは東京電力福島第1原発から20キロの警戒区域などを除いた地域で、小学校や公園など600ヶ所。10月上旬に設置が完了する予定。
設置されるのはソーラーパネルなどを使い、地上50センチの空間放射線量を24時間測定できる測定器。測定されたデータは文部科学省のサーバーに送られ、10分おきに更新されるホームページで公表される。
今後は年内をめどに、幼稚園や中学校など2100ヶ所にも設置し、合計2700ヶ所まで増やす方針。