西村和雄京都大学経済研究所特任教授らの研究グループは、学習内容と現在の年収について行ったアンケート調査の結果を発表し、理系学部出身者なら物理を得意とする者が、文系学部出身者なら大学入試において数学を受験した者が、初職において大企業に正規従業員として就職する割合や現職において役職者である比率が高く、所得も高かった。
読売新聞によると、アンケートは昨年2月に大学を卒業した20代~70代の男女を対象としてインターネット調査で行われ、約1万3000人から回答があった。
■理数系科目学習者の昇進・就業形態(正規・非正規)・平均所得に関する調査結果
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2012/120410_2.htm