中学生へ「デートDV」認知度調査 栃木県宇都宮市


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教育問題 中学生へ「デートDV」認知度調査 栃木県宇都宮市

01月05日12時33分

栃木県宇都宮市が同市内の中学3年生を対象に初めて「デートDV」に関する調査を行った。調査結果は中学3年生の約87%が「どんなことか知らない」と回答したことが分かった。

デートDVとは、交際相手による身体的暴力、言葉や心理的感情的暴力、性的・経済的暴力が含まれると言われている。具体的な行動としては、相手に向かって物を投げる、汚い言葉を言う、無視する、頻繁の電話や携帯電話の無断チェックなどの行動監視など含む。近年10代や20代の恋人感で広がっているとされいる。

また、DV(ドメスティックバイオレンス)の認知度は約66%であった。この調査は、今年6月~7月に市内の中学校908人にアンケート調査を行い、中学生へのデートDVの意識把握と啓発活動が狙いとなっている。今調査をうけ、同市の男女共同参画課は「親しい人間同士でも暴力があり得ることや、精神的な暴力もDVだと伝える必要がある。」としている。

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