富山県内の7大学・高専が単位互換や地域貢献などを連携して進めるための連合体「大学コンソーシアム富山」の事務局開設式が4月1日、富山市舟橋北町の県教育文化会館で行われた。参加するのは富山大、県立大、高岡法科大、富山国際大、富山短大、富山福祉短大、富山高専。
高校への出前授業など高大連携も進める。地域活性化や過疎対策など、市町村から寄せられた地域課題の解決にも授業やゼミを通じて取り組む。富山大の遠藤俊郎学長が会長を務め、県が支援すると読売新聞が報じた。単位互換では「とやま地域学」「災害救援ボランティア論」の集中講義を夏休み中に開講し、石井知事も地域学の講義を1コマ受け持つ予定。