文部科学省は７日、平成２５年度予算の概算要求を発表し、文部科学関係予算は前年度より４０７９億円増えて６兆４５５億円、文教関係予算は前年度より３２３７億円増えて４兆５９７４億円だった。
文部科学省の発表によると、文部科学関係予算は、少子高齢化等に対応しながら日本再生を実現するために、多様な人材を輩出する教育改革の推進等を未来への先行投資として「特別重点要求及び重点要求」において要求し、学校施設の復旧・耐震化や原子力災害からの復興支援などを被災地の要望等を踏まえ「東日本大震災からの復興基本方針」に基づき要求する。
また、文教関係予算については、東日本大震災からの復興を実現し、日本再生を進めるために国際的に活躍する次世代の育成を進めることが必要として、少人数学級の推進、いじめ問題に対する総合的な取組など｢学びのセーフティネット｣の構築、社会の変革のエンジンとなる大学改革の推進等、の予算を要求するという。
■平成25年度文部科学省 概算要求等の発表資料一覧（平成24年9月）
http://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/h25/1325564.htm
